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「医療」のバックナンバー

<小内亨>第2回 「体重日記」をつける

 糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病の原因となりがちな内臓脂肪。『さよなら!不快症状 内臓脂肪をスッキリ落とす』(旬報社刊)を監修した小内亨先生によると、内臓脂肪はたまりやすい半面、落としやすい脂肪であるという。生活習慣病を予防するために、どのような食事や運動で内臓脂肪を減らすことができるのか、そのノウハウを教えてもらった。

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 ダイエットを始める前に、実行してほしいことがあります。「体重日記」と「食事記録」をつけることです。

 大抵の人は忙しい日常に追われて、自分が何を食べたのか、どういう行動をしたのか、はっきり自覚していません。だからこそ、食べ過ぎて太ってしまうのです。毎日、体重を計って、増減をグラフに示すことによって、自分が何を食べたら太るのか、何をしたときに体重が減るのかが分かるようになります。

 「これをやれば、絶対にやせる」というような法則はありません。やせる方法は人それぞれ違うのです。だから、自分の生活を自分自身でチェックして、自分がやせる方法を見つけることが重要です。

 体重日記をつけるポイントは、朝食前と夕食後の2回、計ることです。体重は常に変動しますから、違うタイミングで計っても正しく比較できません。一定の条件で計るようにしましょう。

 本来、朝食前が軽く、夕食後が重くなるので、折れ線グラフにすると、ラインはギザギザになるはずです。しかし、もし夕食が遅かったり、宴会で飲みすぎた場合は翌朝の体重が減らず、きれいなギザギザラインにならないことがあります。そんなグラフになった場合は自分が食べ過ぎたことを自覚してください。

 体重計は100グラム単位のデジタル表示タイプを使用することをお勧めします。人間の体重はちょっとしたことでも変わりやすいので、正確に数値のでるものが良いでしょう。

 食事は3食食べるように心掛けてください。朝食を抜くダイエット方法もありますが、この理論は朝食に含まれるカロリー分を減らした場合に成り立つダイエットです。朝食を抜き、おなかがすき過ぎて、昼食を多く食べては意味がありません。1日の摂取カロリーが同じならば、朝食を食べた方が学習能力がアップするというデータもあります。

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関連情報

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著者紹介

小内亨

小内亨(おない・とおる)

医師

略歴
1959年群馬県生まれ。84年群馬大学医学部卒。群馬大学医学部第一内科などを経て米国ルイジアナ州立大学ベニントン・バイオメディカル・リサーチ・センターで肥満の基礎的研究に従事。2000年、おない内科クリニックを開業。同クリニック院長。日本内科学会認定内科専門医、日本糖尿病学会専門医。主な著書に『お医者さんも戸惑う健康情報を見抜く』『危ない健康食品&民間療法の見分け方』など。

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