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「自分のため、音楽を楽しもう」――おとなのバンド大賞審査員の加藤和彦さん
音楽に年齢は関係ない。いくつになっても仲間と音楽を楽しみたい――。そんな熱い思いを持ち続けるおとな世代を対象に、日本経済新聞社はアマチュアバンドコンテスト「日経おとなのバンド大賞」を開く。コンテスト参加者は10月中旬から実施する東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の全国5カ所での地域予選会・審査会を経て、12月2日の品川・ステラボールでの全国大会で栄冠を目指す。全国大会で審査委員を務める、ミュージシャン・音楽プロデューサーの加藤和彦氏に、おとな世代が音楽と関わり続けることの魅力を聞いた。
◇ ◇ ◇
――今回のコンテストは40歳以上のメンバーが2人以上含まれることが応募条件です。こうした"おとな世代"が音楽に触れることの意味は何でしょうか。
僕は職業音楽家として仕事として音楽をやり続けているから趣味でやっているわけではないのですが、最初の動機はおとなバンドの方々と同じだったと思います。団塊世代は当時、ギター触っていたり何かしら楽器を触ったことのある人が多い。やり続けてプロになった人もいるでしょうし、仕事が忙しくなって音楽から遠ざかった人もいる。
アメリカでも同じで、古いプレミアギターを探すと、すごく値上がりしている。なぜかな、と調べたら若いころ買いたくても買えなかったベビーブーマーが自分の時間を使えるようになって、収入も増えて高い楽器を買って音楽を楽しんでいました。
まあ、いい楽器買ったからっていい音楽ができるとは限りませんが、いい楽器を持つと演奏のモチベーションはあがりますよね。
――仕事が忙しくて音楽から離れていた人たちが、再びある一定の年齢になると音楽に戻ってくる、というのは何か共通するマインドがあるのでしょうか。
潜在的に音楽が好きなんでしょうね。本当は自分で演奏をしたいのだけど、仕事が忙しいのでCDを買って聴くだけで我慢している。そんな抑えていた気持ちがある時期に爆発するんじゃないでしょうか。
あと、団塊ジュニア世代が、団塊世代の親父が聞いていた影響で、とてもシブイ音楽を聴いていることも多いですね。
日経おとなのバンド大賞のホームページはこちら
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