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富裕層って年収・資産いくらの人?
野村総合研究所(NRI)の推計によれば、5000万円以上の層は366.9万世帯と、日本の総世帯数の約7%にのぼる(写真はイメージ) |
「富裕層」はどの程度の金持ちを指すのか。実は明確な基準はない。金融資産から負債を差し引いた「純金融資産」が1億円以上というのが金融業界での「常識」とされるが、一般人の感覚ではその下の純金融資産5000万円以上でも立派なリッチマンだろう。野村総合研究所(NRI)の推計によれば、5000万円以上の層は366.9万世帯と、日本の総世帯数の約7%にのぼるという。
富裕層を線引きする上で、マネーが目安になるのは当然だ。しかし、「マネー」と一口に言っても、入ってくる所得で見るのか、既に持っている資産で計るのかで、基準が変わってくる。所得は年収が物差しになるだろうし、資産は純金融資産だろう。ただ、所得だけを見ると、相続リッチを見逃しかねないし、資産だけで測れば、外資系金融機関エグゼクティブのような高給取りをとらえきれなくなる。ただ、高所得で金融資産ゼロというのは考えにくいので、純金融資産が金融界では主な物差しとなっているようだ。
NRIが発表した2005年の純金融資産に関するアンケート調査は興味深い。この調査結果では、保有額の多い順に、「超富裕層」「富裕層」「準富裕層」「アッパーマス層」「マス層」の5階層に回答者を分類しているのだ。
最上位の「超富裕層」は金融資産5億円以上と定義した。推計世帯数は5.2万世帯だ。続く「富裕層」は金融資産1億〜5億円未満)で、81.3万世帯が属する。その下の「準富裕層」は金融資産5000万円〜1億円未満)。世帯数はぐっと増えて、280.4万世帯だ。NRIの分類で「富裕」という字がつくのはここまで。3階層合わせて366.9万世帯となる計算だ。
701.9万世帯が含まれる「アッパーマス層」は同3000万円〜5000万円未満。その下の「マス層」(同3000万円未満)に残りの3831.5万世帯が分類されている。4999万円の純金融資産を持つ人までが含まれることを思えば、一般的な感覚では、「アッパーマス層」まで富裕層に入るかも知れない。ここまで加えれば、総世帯数の4分の1近い1068.8万世帯が富裕層の扱いを受ける。4分の1世帯がリッチファミリーという計算だ。
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