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<セルジオ越後>第2回 プロスポーツは社会に貢献すべきもの
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イビチャ・オシム監督率いる「オシム・ジャパン」が目指すのは、2010年のサッカー・ワールドカップ南アフリカ大会出場。しかし、4大会連続の出場を狙う前に、2006年ドイツ大会に出場したジーコ・ジャパンの総括はきちんとなされたのだろうか。『日本サッカーと「世界基準」』(祥伝社刊)を通じ、日本のサッカー界にあらためて苦言を呈したサッカー解説者のセルジオ越後さんに、日本サッカーと日本のスポーツ界を深く真剣に愛するからこその提言を聞いた。
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2006年のワールドカップ・ドイツ大会で、ジーコ・ジャパンに何か「ノルマ」って課されていましたか? 実は、具体的なノルマは何もなかったのね。高い年俸を払って、日本サッカー協会はジーコに一体何を求めていたんでしょうね。
サポーターからは入場料を、スポンサーからは莫大な資金を集めておきながら、ジーコに「別に勝たなくていい」と言ってるようなものですよ。よくみんな投資してたよね。甘過ぎるよ。それじゃあ、何も成長しません。「みんなの汗をもっと大事にしたら」って言いたい。
プロスポーツは社会に貢献すべきものなの。僕はアマチュアスポーツには甘口ですよ。でも、プロスポーツの場合は、それでお給料をもらう会社員と一緒だから、職場でちゃんとノルマがなければおかしい。「感動をありがとう」では駄目なんです。感動だけでなく、きちんとした「結果」を出して、返さなければならないんです。
ない力をあるように見せるというのは、一番貧弱な社会貢献の仕方ね。大して活躍していない選手を、CMに登場させてヒーロー扱いするのもおかしいですよ。実力の伴っていない選手をスターに仕立て上げるなんて、求められた仕事をこなさなくていいと言うのと同じ。
それはメディアにも大きな問題があるんだけれども、日本のスポーツ界ってね、どこか矛盾しています。オシム・ジャパンでは「オシム語録」ばかりが注目されていますが、裏を返せば、そこに真のスター選手がいないからですよ。






















